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核設計DB W*
PNC TN9410 92-278, 347 Pages, 1992/09
大型FBR炉心のための核設計基本データベース整備の一環として,日米共同大型高速炉臨界実験(JUPITER)のフェーズI(電気出力6080万kWe級の2領域均質炉心模擬体系シリーズ)について,これまでの炉物理研究の成果として確立された最新解析手法を用いて再解析を行い,これを評価した。今回用いた解析手法及び主要解析結果を示す。(1)解析手法 (1)核断面積:JENDL-2ベースの70群高速炉用定数セットJFS-3-J2(89年版)(2)セル計算 :プレートストレッチモデル,Toneの方法によるプレート非均質効果カレント重み輸送断面積(3)体系基準計算 :3次元XYZ体系18群拡散計算,Benoistの異方性拡散係数(4)体系補正計算 :3次元輸送,メッシュ,非対象セル,AMM効果など(2)解析結果(1)臨界性のC/E(計算/実験)値は,各炉心間(ZPPR-9,10A10D/2)でよく安定しており,0.9937+ー0.0006である。炉心体積やCRP有無などに対するC/E値依存性は見られない。(2)制御棒価値のC/E値は,各炉心の中央部から径方向の外側に行くほど大きくなる径方向依存性が見られる(511%)。また,反応率分布のC/E値にも同様の径方向依存性(25%)が見られ,制御棒価値の傾向とほぼ対応している。(3)C28/F49,F25/F49の反応率比C/E値は各炉心間で安定しており,内側炉心部では,それぞれ1.06,1.03である。(4)Naボイド反応度のC/E値は,炉心中央部平均で約+25%の過大評価である。
桜井 聡
JAERI-M 91-117, 11 Pages, 1991/07
溶液系の臨界計算を行うために必要な構成核種の原子個数密度は、密度式から求めるのが一般的である。プルトニウム(IV)-硝酸水溶液系については、Hofstetterらの密度測定データからMaimoniが導出した式が知られているが、その信頼性は必ずしも十分に検討されていない。このため、Hofstetterらの密度測定データに、筆者らの硝酸-水系の密度測定データを加えて重回帰分析を行うことにより、改良密度式を導出した。Maimoniの式等との比較の結果、本密度式によれば、広い濃度範囲で信頼性の高い密度が得られることを明らかにした。
館盛 勝一; 阿見 則男*; 三好 慶典
JAERI-M 83-047, 66 Pages, 1983/03
ウラン、プルトニウム溶液系の臨界計算および臨界実験を行う際に必要な原子個数密度の計算式を導き、その計算コードを作成した。溶液の溶媒量は溶液の密度式からの計算により求めた。溶液密度式は、水溶液系では実測値からの実験式を、30%TBP-n・ドデカン溶液系では理論式を採用した。得られた結果を米国の臨界ハンドブックとして使用されている値と比較し考察した。